電動車いすに乗った92歳と86歳の女性が、「経済成長」についての答えを求めて奔走する姿を追ったドキュメンタリー。シアトルの田舎町で暮らすシャーリーとヒンダは、自分たちがわからないことを知るために大学生や大学教授、経済アナリストらへ質問を繰り返し、ついには世界経済の中心であるウォール街へと飛び出して知的好奇心を満たしていく。時にはバカにされたり脅されたりしながらも情熱を絶やさない2人の姿を通し、年齢に関係なく様々なことに興味を持ち続けることの大切さも描いている。監督は、ノルウェーの実力派ドキュメンタリー作家ホバルト・ブストネス。